2019年10月のブログ記事

  • たくあん漬け

     山の紅葉が里に降りてきて、住宅地の庭木も色づき始めた。だいぶ萎れてきた畑だが、大根や蕪はいまだに黄緑色の葉っぱを土の上に突き出している。雪が降る直前の11月中旬ごろが大根の収穫時期だ。この地方では、そこから3月まで雪に埋もれた生活となる。この大根を冬の間の保存食にする工夫が「たくあん漬け」だ。 ... 続きをみる

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  • 土の匂い

     朝からの雨で濡れそぼる庭。窓を開ける。冷たい空気とともに土の匂いが香る。  気密住宅だと、隙間風が入らないから、寒さを感じないけど、土の匂いがわからない。ふと思った。寒さを感じないことはいいことなのか。  寒いと人は寄り添う。古民家で囲炉裏を囲む人々には心の和みを感じる。人の温もりと絆を感じる。... 続きをみる

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  • 瓦とレンガをやめた訳

     季節の移ろいは早く、プラタナスの葉が黄色になり、一枚また一枚と風に吹かれて飛んでゆく。秋が暮れると、駆け足で冬が来て、そして雪解け。待ち遠しい春がやってくる。  この雪解けのとき、水を含んだもっとも重い雪が屋根にのしかかる。そして屋根の上で雪解けと再凍結を繰り返す。  もし、屋根が瓦だと解けた水... 続きをみる

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  • 木造軸組工法(在来工法)をやめた訳

     山の紅葉がだんだんふもとに降りてくるのを見ると、ああまもなく雪の季節がやってくるなあ、と実感する。  木造住宅には、木造軸組構法(在来工法)とツーバイ(2×)工法がある。ツーバイフォーが一般的だが、一条工務店のアイ・スマートはツーバイシックスだ。  住活をはじめてしばらく、アパート、マンション、... 続きをみる

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  • コンパクトな平屋

     コンパクトな平屋は割高だ。  まず、2階建てに比べて広い土地がいるから、土地代が割高だ。  次に、屋根と基礎は何階建てでも同じなので、その分だけ割高になる。  一条工務店のアイ・スマートでは一階部分だけ、圧入木材を使うので、それも割高になる。  コンパクトにしようとしても、基本的な住宅設備も減ら... 続きをみる

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  • 台風と床下パントリー

     一条工務店のアイ・スマートのオプションを検討しているときだ。営業さんと設計さんは、「床下パントリーはあまり使いませんよ」と言った。それでも5連の床下パントリーを採用した。  床下パントリーは床下点検口も兼ねている。入居まもなくガスの匂いに気づいたとき、ガスの施工業者が真っ先に大きい体をねじこむよ... 続きをみる

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  • 台風対策で養生テープ売り切れ?まずは窓のスペックの再確認を!

     情報番組で「台風への備え」を特集し、その中で窓ガラス飛散防止対策として養生テープが紹介されたことで、養生テープの売り切れが続出していると言う。  報道に振り回される前に、自宅の窓とサッシのスペックを再確認してみよう。  一条工務店の窓とサッシの耐風圧性は、風速70m/秒。JIS規定S-3等級だ。... 続きをみる

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  • 火災保険のメリット?

     台風から変わった温帯低気圧が通過した。一条工務店の住まいの体験館で、風速三十メートルを体験して、一条工務店のアイ・スマートならだいじょうぶと思っていても、ガタガタ音がすると少し不安になる。たとえ気密住宅でも直接屋根に響くような音は、室内にも響いてくるのだ。  火災保険には入っているが、風災は入っ... 続きをみる

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  • お塩控えめの・ほ〇だし

     最低気温が10℃を下回るようになると、暖かい汁ものが恋しくなる。気密断熱住宅と言えど、ゴミ出しに出かけて、ひんやりとした空気に触れて、戻ってくれば、そう感じるのだ。  余談だが、汁のほとんどない博多ラーメンと、汁がいっぱいの札幌ラーメンは気温の差によるものであろう。寒い季節に北海道で食べるラーメ... 続きをみる

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