急に気温が下がって、朝夕は涼しいというより、少し肌寒くなってきた。

　そんな折、シャワーを浴びた。エコワンの操作パネルの運転ボタンを押す。ピポポピロリン♪と起動音がする。いつものようにシャワーヘッドのボタンを押してお湯を出す。それと同時に、ぽっとオレンジ色の炎のインジケータが点灯した。電気ではなくガスで給湯するというエコワンの意思表示だ。

　暑いときにシャワーを浴びても、たいていソーラーパネルの電気で炊き上げたお湯だけで間に合っていた。緑色のエコのインジケータが点灯しているだけだった。それだけにオレンジ色の炎のインジケータの点灯は、秋が来た！という小さな発見だった。

　熱源をどうしようかといろいろ調べていたとき、一条工務店のアイ・スマートの床暖房とリンナイのエコワンを組み合わせた事例はあまり見つからなかったように思う。エコワンのイニシャルコストが若干高いのとオール電化を選ぶ人が多いせいかもしれない。

　結果的としてすぐに暖まるエコワンのガスを使ったパワフルな床暖房は、寒冷地ではとてもありがたい。さらにエアコンの空気暖房との合わせ技を使うと、あっと言うまに暖かくなる。電気とガスの使い分けはエコワンが考えて節約してくれるし、アイ・スマートの気密・断熱性能とロスガードもエネルギーの無駄をなくしてくれるのだから、あまり細かいことにこだわらずに快適さを楽しむならエコワンはいいと思う。

　アイ・スマートはお風呂場やトイレ、そして玄関（寒冷地仕様）も床暖房が入る。脱衣室で服を脱いでお風呂場に入っても寒くないので、これもありがたい。それを支えてくれるのもやはりガスを使ったパワフルなエコワンだ。

　あと一か月もすれば、このあたりの地域では暖房を使い始める。いよいよエコワンの本格的な出番がやってくる。今年もしっかり頼むぞ、エコワン！