ホワイトクリスマス

 ちらついていた雪がいつのまにか本降りに変わる。あっという間に裏の畑が真っ白になり、葉の落ちた木々の枝が雪の綿帽子をかぶる。今年もホワイトクリスマスだなあ、とひとりごちる。


 一条工務店のアイ・スマートのサッシはクリプトンガス充填のトリプルサッシだ。断熱性能がいいので、外気温との差が20度ぐらいあってもほとんど結露しない。おかげで雪が降りしきる景色を存分に楽しめる。


 楽しめるのは景色だけではない。大きな雪がふわりと窓につく。断熱性能がいいので、すぐには解けない。虫眼鏡を持ち出して覗いてみる。結露がないので窓越しに雪のひとつぶひとつぶの結晶がはっきり見える。さまざまな結晶の形を楽しむのはもちろんのこと、今日の雪は結晶が小さいから、上空に寒気が入り込んでいるな、などとそんなことまでわかるのだ。


 今日は寒いぞ、帰りは吹雪だ、と防寒対策をして家を出る。


 冬至を過ぎたばかりだから、夕方はすぐに暗くなる。思った通り吹雪の帰り道。そんなとき雪の積もった植栽が電球色のガーデンライトに照らされて出迎えてくれる。今夜はクリスマス・イブ。


 メリークリスマス♪