投票したい候補者が、いない

 外気温は一桁。冬至が近い。でも青空🈳が広がると気持ちがいい。食べ物が乏しかったころは、芋🍠やかぼちゃ🎃を大切に食べたのだろう。百均ショップにいくと、ハロウィン🎃グッズでにぎやかだ。


 衆議院選挙まで、あとわずか。デジタル庁を設立したわりには、ネットで政策を拾うのは骨が折れる。デジタル難民にとってはなおさらだろう。「衆議院選挙」などのキーワードでは、情報にたどり着けず、「●●県+選挙管理委員会+候補者」のようなキーワードで検索ししないとならない。検索エンジンは、AIがみんなが見たがる情報を上位にランキングするので、選挙公報を検索するには、検索の腕が問われるのだ。


 しかも、自治体ごとにホームページのレイアウトが違うので、公報にたどり着くのがまた一苦労。まあ、ネットで公報が見られるだけ、マシと思って、比例区を各県ごとで調べてみると、県ごとに表現の温度差があることがわかる。比例区って県によってバイアスかかってる?


 そして、ネットで検索した公報は、印刷を前提にしたPDFになっているので、閲覧に時間がかかる。A4以上のプリンタをもっているお宅は、それほど多くないと思うのだが、公報のPDFは、配られる紙媒体と同じサイズなので、A4に縮小して印刷すると、字が細かくて読めない。


 では、各戸に配られる紙媒体の公報はどうかと言えば、町内会は高齢化が進み、公報を配る方も歩くのが大変な方が多いの、公報はまだ届かない。


 候補者との会話もなく、政策を知るための手段も限られた状態で、投票だけを呼びかけられても、白票しか投票しようがない。若者の政治への参画を、とか言われても、参画したくても参画できないとこぼす若者の存在を把握しているのだろうか?投票所まで歩いてゆけず、免許も返納したお年寄りもしかりである。


 一条工務店のアイ・スマートは、防犯仕様の窓ガラス。ドアも堅牢だ。


 たまたま、ドアのロックをしていなかったときに、ドアホンのボタンも押さずに、がちゃりとドアを開けて入ってきたやつがいる。さすがに、ずいぶんと態度の悪い若造だな、と内心思いながら、玄関に出ると、この地区の候補者のひとりだった。


 PDFを印刷して、あらためて彼のプロフィールを見ると、この地区に在住と書いてある。この地区から立候補するのだから、住所がここにあるは、当たり前だろう。地域住民って言いたいわけ?さらにプロフィールを見ると、首都圏の、偏差値トップの国の最高学府の学歴に持つ。アタマいいんだろうな、ネットの使い方で悩む人の気持ちは、わからないだろうな。首都圏から、なぜここに来たの?若い人の共感が取れそうで、地方の議席が増えるから、討手として●●党から、差し向けられたの?信頼できない。


 ばらまくぐらいなら、最初から税金集めるな、と思う。さて、投票したい候補者が、いない。白票でも、棄権よりマシか。