スピーカーとワクチンは似てる?

 じりじりと焼けつくような日差し。熱中症アラート。もはや、災害ともいえる高温。地球温暖化は、どこまで進むのだろうか。一条工務店のアイ・スマートは、断熱性能がいいので、エアコンを使えば、外気温が37℃でも、室内温度は27℃ぐらいだ。しかも、湿度が低く抑えられているので、快適だ。扇風機を併用すれば、まず熱中症にはならないだろう。炎天下では、太陽光パネルからの発電もあるので、エアコンの電力も自給自足だ。



 日本のオーディオメーカーは、絶滅危惧種と言っていい。記事にあるシャープも、台湾企業・鴻海(ホンハイ)精密工業に買収されている。もっとも、買収されてからV字回復したというのも、その理由が、気になるところではあるが。


 一条工務店のアイ・スマートの天井埋め込みスピーカーは、JBLだ。アメリカのメーカーだ。もっとも、一条工務店のアイ・スマートも、フィリピンのHRD製だから、天井埋め込みスピーカーが海外製だからと言って、不思議なことはない。BOSEもMarantzもアメリカのオーディオメーカーは、元気だ。Googleだって、スマートスピーカーにスマートディスプレイと、高音質のスピーカーをどんどん発表している。GoogleもMicrosoftも、みんなアメリカ製だけれど。


 コロナのワクチンも、ファイザーにしろ、モデルナにしろ、海外製だ。リウマチの治療に使う生物学的製剤も海外製だ。


 高級オーディオのスピーカーも、バイオテクノロジーのワクチンも、みな海外製になってしまった。科学技術立国は、過去の栄光になってしまった。国の平均的な豊かさを表す一人当たりGDPは、世界30位まで落ち込んだ。スピーカーにしろ、ワクチンにしろ、住宅にしろ、日本のハイテク企業を、日本人が、買い支えることができなくなっているのかもしれない。