太陽光は、地産地消が節税対策

 夜の庭では、コオロギが大合唱。昼はまだ残暑とはいえ、処暑を過ぎるとめっきり秋らしくなる。気候変動で秋雨らしからぬ雨が続いている。一条工務店のアイ・スマートは、軒がほとんどない。そうなると雨が降っているときは、窓を閉めておくしかなく、夜になって外が涼しくなっても、部屋の中は蒸し暑い。湿度が高くなるのだ。


 エアコンを使えば、除湿できる。でも夜は太陽光を使えない。冬場に較べたら、ずっと使う電力は少ないのだが、外が雨で、部屋の中が蒸し暑い夜は、エアコンの電気代がかさむ。


 昼は、太陽光があるので、エアコンを使う。売電して、収益を出すと、雑収入が増える。給与所得などがあって、雑収入があれば、確定申告しなくてはならず、しかも太陽光売電は、謝礼のような対価ではないので、源泉徴収もなくまともに税金を払うことになる。太陽光の電気は、国が固定価格買い取り制度で買い上げてくれるのだが、結局税金を払わされる。


 まだアイ・スマートの蓄電池がなかったころに建てたので、昼の電気を電池にためておいて、夜にエアコンで使うというわけにもいかない。


 もし、今、建てるなら、蓄電池をつけておいただろうなあ、と思うのである。地球にもお財布にも優しいのは、太陽光の地産地消なのだろう。