ヒートポンプ凍結、ガス併用床暖でよかった

 朝起きる。久しぶりのお日様。窓から見える白銀の世界が眩しい。今朝は何度だろうと、温度計を見る。外気温は氷点下4℃。室温は18℃。朝四時ころからタイマー運転している床暖房が部屋を暖めてくれているので、ストレスはない。


 おや?床暖房のリモコンに見慣れない表示が点滅している。エラーコード218。


 室外機のヒートポンプユニットのファンが停止している模様。この季節、着雪やら低温やらで、室外機は、厳しい環境での運転が続く。効率も下がる。それでも、ヒートポンプを使っていたのは、この原油価格高騰で、ガスの値段が上がっていたからだ。


 ハイブリッド熱源のエコワンは、ヒートポンプユニットが故障しても、ガス熱源が正常に動いていれば、お湯も使えるし、暖房も使える。これがもし、ヒートポンプしかなかったら、お湯も暖房も止まる。いくら気密断熱住宅といっても、寒くて大変だ。ガス併用床暖にしておいてよかったと、思う。


 HEMSの記録を見ると、それまでコンスタントに住宅の6割の電力を使っていたヒートポンプが、午前4時くらいに電力消費がほとんど0になっていた。ああ、明け方の冷え込んだ時間に、凍結したな、と納得。


 昼になって気温が3℃くらいまで上昇。氷点下とそうでないのは、大きな違いだ。氷点とはよく言ったもので、凍るか凍らないかの境目の温度だ。気温が3℃でしばらくたったから、多分、ヒートポンプのファンは動くだろう。念のため、割りばしを突っ込んで、ファンが回ることを確認する。そして家の配電盤のヒートポンプユニットのブレーカーを一旦落とす。リモコン表示は、エラーコードのかわりに「ヒートポンプユニットの電源を確認してください」となる。そして、ブレーカーを再びオン。これで、復帰するはずだ。床暖房のリモコンからは、エラーコードもメッセージも消えて、いつもの見慣れた表示。念のため、室外機を見に行く。ちゃんと回っている。一安心。


 でも、着雪があって、氷点下になるときは、ガス暖房モードにしておこう。また、エラーコード218になったら、面倒だからね。


 ちなみに、ヒートポンプの氷結による修理は、保証の対象外。サービスを依頼すると、出張費込みで1万円以上の出費が予想される。少々お高いガス代を払っても、まだそちらの方がお財布にも優しい。


 早く寒さが和らぎますように。